| No. 58 - October 2005 |
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10月1日(土曜日) ということで、わかりやすく安全なページを作ろうとこそこそと勉強中です。バーチャルではないお店でも、少し作品を扱っていただいていますので、なんでもお気軽にお問い合わせしていただける環境作りをめざすつもりです。 なんだか商売人のような出だしで始まった10月のこのページですが、制作の方は、なんと銅版画でグラフィック・ノベルの作品をつくりはじめました。プレートマークをつくるべく、ガリガリと銅販の角をおとしてるだけで、まだなんにも絵はできてないのですが、どうなるか楽しみ。しかし今までどおり、今月の一枚はリトグラフ作品です。お使いにモニターにもよりますが、だいたい実物大ぐらいに小さい作品です。一昨年のマグカップシリーズ(コップとかそんなモチーフでいくつか制作していました)のひとつとなります。 今月もよろしくおつきあ10月1日(土曜日) 10月11日(火曜日) なんか最近3連休が多いような気がするのは、気のせいではない。楽しく過ごしていますか?私は銅版画を習いはじめました。版の準備ができて、ニードルでカリカリと描画を始めるところです。いちいち人に聞かないと勝手がわからないので、聞かれる周りはもちろん迷惑しているでしょうが、いつものようにiPodのヘッドフォンを耳につっこんで黙々と作業できない自分もなんだか落ち着かないものがあります。でも、なにかと楽しいです。 私がいつもリトグラフをしに通っている版画工房には、講師の人もいるのでエッチングについても教えてもらえるのですが、やはり実際に銅版画をばりばりと制作している人たちのアドバイスがとてもためになります。私もリトに関しては多少は言えることはあるのですが、こうして同じ工房で作業している同士で知識や経験をシェアできるのはとても有意義なことだと思ったりします。なんでも分からないことは人に聞いて済ます「教えてちゃん」というのでなく。 作品制作は感性に負うところが多いけれど、版画は各制作段階をきっちり積み重ねて出来上がる、職人っぽいところも多分にあります。あんまり衝動的な表現手段ではないと思うのです。貴重なアドバイスもただ聞いて終わりでなく、自分が経験をつんで自分の体験としてそのアドバイスを生かさないと、惜しみなくシェアさせてくれた人たちの好意は報われません。 これとはまた別の視点になりますが、技術を作品の根幹をしっかりささえる版画だからこそ、下手な時にしか作れない下手な作品の良さというのがあるのです。熟練してしまったら、絶対に作れない作品というのがあります。 そんなわけで、いま作っている銅版画は「初心者だからできる」作品をめざしています(笑)。ずっと銅版をつづけるかは分かりませんが、とりあえず一通りは一人でも作業できる程度の知識は最低限つけたいとおもっています。 でも、最近めっきり涼しくなってきたので、やはりリトグラフも恋しくなりますね。いろいろがんばろう。(つづく) 10月17日(月曜日) 秋雨の休日となりましたが、やはり芸術の秋!ということで先週は友人知人恩師の展覧会の大はしご大会となりました。みな版画家とりわけ銅版画の人がおおかったので、作品を拝見しながら、ちゃっかり貴重なアドバイスをいただく銅版ビギナーの私。なにか分からないことがあれば聞いてね、といってくれる人も少なくなく、みんな親切(T_T)と思う初秋でした。 また大学時代の版画の恩師である木村希八先生の展覧会は、今回は写真やオブジェが中心。写真あのレストランやブラッセリーで有名な「KIHACHI」の紙袋が写っている。キハチつながりでちょっとした洒落で撮影したそうだ。 新宿南口近辺に行った時はかなりの確率でKIHACHIのソフトクリーム屋さんによく立ち寄っている(そして向かいの成城石井でベーグルパン買ってかえる)。そしてたいてい「そーいえば希八先生元気かな」と連想しながらアイスクリーム(コーンフレーク入り!)を食べていたものなのだが、ご当人もちゃんと一興にしていらっしゃるとわかり、常々連想した甲斐があった(?)と思ったのでした。次回の先生の展覧会にはKIHACHIのお菓子を持参しますね〜(笑)と約束して(高いからほんの少しでいいぞ、とお気遣い頂く)また次の展覧会へと足を運んだのでした。 そして展覧会というのは、自分も何度かしているのでよくわかるのだけど、とてもエネルギーを使うし、そして同時にすごくエネルギーが充電できる場所なのです。作った作品をひとさまに見て頂いて、それが自分に返って、そして作品へとかえっていくように思います。もちろん、見る側になっても、このように充実した日頃の制作の成果を目の当たりにたくさん見ると、とっても励みになるのでした。来年の個展まで一年ちょっと。もうのんびりはしていられなくなってきました。なので、余計にみんなの作品をみて、そしていい作品に背中を押された気持ちになりました。(つづく) 10月25日(火曜日) ほんとなら、このページでさっさとお披露目したいところですが、まだまだ修正箇所があるので、またそのうち。でもリトグラフでは、刷っては加筆して、という行程を繰り返すことは、まずないのでなんか筆のおきどころが難しいですね。「このへんが描き足りない」とおもって加筆すると、今度はほかの部分が弱くみてきてしまう。 もちろん、リトグラフでも、私のように多色(多版)刷りの人は「ああ、もう一版たして、ここに色いれようかなあ」なんてやったりするので、似たようなものか。しかし、先週ここで書いた希八先生はつねづね版数を増やすな、とおっしゃいます。そしてキレイに刷るな、とも。しかし当然のことながら刷り師である先生の刷りはどれもとってもきれいですが。 もう少し、銅版画の加筆をして刷ったら、ひとまずリトグラフにもどりたいです。このサイトも来月からお店コーナーを新装開店する予定なのですが(ほんとは夏にやる予定だったのに!)、このところ忙しくて予定通りいくかどうか・・・。がんばろう。
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